800万円未満の部 最優秀賞を頂きました!

リノベーション・オブ・ザイヤーで入賞以上が確定していた「市営住宅の在り方を、団地の経験値で解く」が部門の最優秀賞に選ばれました!

なんと満場一致で選ばれたそうで、とても嬉しく思っています。

講評に僕らの伝えたかった事全てが要約されていますので、まずはこちらをご覧ください。

【講評 八久保氏より】

賃貸市営住宅のリノベーションとして、500万円をどう使うのか-取捨選択をせまられる中、注力ポイントを対面キッチンの新設と窓断熱、換気計画に絞ったプラン。写真からは見えない住宅機能の底上げは「なぜリノベーションするのか」の基本の“暮らす環境の改善”に立ちかえった事例といえる。住宅機能を高めることは、住民の暮らしと社会の双方にメリットがある。光熱費の家計負担の軽減、ヒートショックなど健康リスクの低下、カビの発生を抑えることで建物の劣化が抑えられ、住宅寿命も延びる。エントリーコメントにあるように「住宅困窮世帯が暮らす市営住宅にこのような住環境を整えることは、ウェルビーイングにもつながり、本質的に“市民によりそう住宅”になり得る」。結果、性能の良い賃貸市営住宅に安く住めることは、住環境で厳しい思いをする人が減り、街の価値をも高める。多くの公営住宅で広がってほしいリノベーションである。

 

「市営住宅」と言う日本中に立てられた建築物を、今後どう活用して行くか?と言うテーマに挑んだ今回の作品。

「建て替えではなく、限られた予算の中であるモノを活かしていく」という芦屋市さんの英断に最高のカタチでお応え出来たので良かったです。

芦屋市さんは、今回のプロジェクト以外にも民間のマンション管理組合に対してもアプローチを行い、まちの中古マンションを優良なストックとして次世代に住み継いで行くことにも尽力しています。

また、空室のまま家賃が支払われない状況を機会損失として捉えて、「損失額を算出して、その金額内で工事費をおさめること」という方針を打ち出したことは、行政期間として「空き家」に大きく踏み込んだ一歩ではないかと捉えています。

芦屋市さんが一歩踏み込んだ「市営住宅への投資」が今後どの様な風を街に起こして行くか?

今後更にまちや地域にとって良い結果をもたらす事が、2025年の部門最優秀賞に満場一致で選ばれた今回のプロジェクトとしての責務だと思っています。

引き続き、ご期待ください!