芦屋市営住宅 リノベ工事始まりました!

正式な名称は「大東町 16 番住宅の若者・子育て世帯向けの利活用に係る業務委託 に係る指定型提案」。

市営住宅にも、エレベーターが無いことから人気の無い空き家がある現状の中で・・

子育て世帯を呼び込みたい!という行政側のニーズにリノベーションで対処します。

受託額は3住戸の改装で1500万円(税込 設計料込み)。

#「500万円で何が出来ます?」っという同業者からのツッコミを受ける

建築資材は上昇著しく、5年前くらいからは3割くらいは上昇してると思ってフロッグハウスの事例も見て頂ければ幸いです。

「使えるところを使って」「費用対効果良く」がリノベーションの原則ですが・・

#それにしてもまぁまぁ厳しい

 

こちらは芦屋市の大東町。

芦屋市は南北に長い立地になりますがその「東と南の端」に位置しています。

川を挟んで芦屋市と西宮市の市境にある立地です。

対象物件は左側の建物の上層階です。

 

バルコニーからの景色は「オーシャンビュー」とは言えませんが、海もチラッと見えていまして・・

 

 

道路を挟んですぐに海岸に到着。

ランニングや散歩するには最高の環境です。

 

北側の窓からは六甲山脈の東側の山々が見えています。

#創業前年に六甲山全山縦走したなぁ〜っと一人思い返す。

#最後は落武者の様になってゴール

 

人気の無い空き家は御多分に洩れず階段の「上層階」。

確かに階段はしんどいですが、部屋からの眺望は上がった階数に応じて良くなります。

近年テレワークなどで在宅時間が向上していく中、「眺望を重視」するニーズは右肩上がりで増えていると感じています。

#ついでに大腿四頭筋(太もも前面)、大臀筋(お尻)、腓腹筋(ふくらはぎ)強化

建築年月日は「平成生まれ」なので、一応断熱材も入っています。

予算は厳しくても「ここらなら勝負できる!」と思ってプロポーザルに応募しました。

#「入居者が入らなそうな賃貸案件は原則スルー」がフロッグハウスの基本方針。

#中途半端で無駄な追金が一番勿体無い

 

 

芦屋市としても、施政方針として「良質な住宅ストックを次世代に継承する」 ことを掲げていまして、その一環としての今回のプロジェクト。

〜いい家あった!プロジェクト〜住宅の支援・家賃支援

https://www.city.ashiya.lg.jp/juutaku/iiieatta.html

 

芦屋市さんは他にも、芦屋市内の住宅取得や賃借に対して補助金が出ています。

(対象は所得や年齢に制限があります。詳しくは芦屋市さんのHPをご参照ください)

#住宅の取得に対してシンプルに補助

 

〜いい家あった!プロジェクト〜分譲マンション長期修繕計画作成費等支援

また、優良な住宅ストックの維持やその改善等のために、マンションの長期修繕計画の作成・見直しに要する経費への補助も開始しています。

https://www.city.ashiya.lg.jp/juutaku/mansion_choukei.html

 

マンション・団地はメンテナンスの状況がとても大切なのでリノベの対象住戸が共同住宅の場合、「今までの修繕の記録やこれからの修繕の計画をチェックしてくださいね!」とブログや事務所相談の際でも繰り返しお願いしているのですが・・

まさにそのメンテナンスの計画(長期修繕計画)を促し、優良なストックを残していこうとする取り組み。

中古のマンション・団地の利活用・流通に対して画期的で素晴らしい取り組みだと思います。

#「買ったらあかん」建物は存在すると思う

#「そういう建物にさせない」為の取り組み

#病気になる前に対処する予防医学的な

 

そんな流れの中に位置する今回の市営住宅の「若者・子育て世帯の利活用促進プロジェクト」。

民間で培って来たノウハウ・経験をギュッと押し込んで行きたいと思います〜!

ご期待ください!