【イベント終了】シェアキッチンを学ぼう-地域とつながるキッチンの可能性-【うちぶん】

【日時】8月5日(土)10-12時

【場所】打出教育文化センター2F大会議室(芦屋市打出小槌町15-9)※駐車場はありません。公共交通機関をご使用ください。

【定員】30名 完全予約制 先着順(応募締め切り7月28日まで)

【申込先】こちらの申し込みフォームよりお願いします → https://logoform.jp/form/pfd9/291490

【問い合わせ】芦屋市企画部室長公室DX行革推進課
TEL: 0797-38-2172
mail: management@ashiya.city.lg.jp

主催:芦屋市・芦屋市教育委員会
共催:株式会社フロッグハウス

 


芦屋市の公共施設リノベーション開始します。『打出教育文化センターの貸室・ホールの利活用に係る業務委託提案』プロポーザルを受託しました。

登録有形文化財にも指定されている歴史ある建物で、この施設と隣の打出公園を一体化して使う計画となっています。現在は公園側の工事が始まりました。フロッグハウスが担当するのは向こう側に見える石造りの建物の内部改修の設計施工と利活用に伴うソフト面の提案となっています。

計画を作るにあたりまして、これまで武庫川女子大学や地元自治会とワークショップを重ねて来ました。

この度、計画のお披露目会を開催します!

新しい施設には「地域に開かれたキッチン」スペースも設計施工予定です。

この「地域に開かれたキッチン」シリーズは過去何度か施工させて頂いてるのですが、それぞれ独自の進化を遂げらていて、地域でオモシロい展開になっています。

そこで、それらの事例を共有して皆様に新しいキッチンの活用の想像を膨らませて頂こうと思います。

①リードあしやのオープンスペースリノベーション

「リードあしやがオモシロい!食育・女性活躍・社会貢献ーあしや市民活動センターにおけるオープンスペース(キッチンスペース)の運営方法と事例紹介ー」

講師 (特活)あしやNPOセンター 株本就子さん

2019年設計施工。芦屋市の公共施設をリノベーション。モールテックスという左官材料を塗って造作で作ったキッチンは、薬膳料理教室など様々な使われ方をしています。

②芦屋浜高層住宅 集会所リノベーション

「芦屋浜高層住宅 またあしたプロジェクトにおけるキッチンスペース拡張と活用について」

講師:神戸まちづくり研究所 神吉竜一さん(元兵庫県住宅供給公社)

2017年設計施工。芦屋浜高層団地の中にある集会所をリノベーションしました。昔はお葬式などにも使われてた団地の集会所ですが、年々利用率は落ちていました。自治会のイベントなどにもフル活用されています。

③国際交流シェアハウスのキッチン

「地域と繋がるシェアハウスのキッチン」

講師:国際交流シェアハウスやどかり 中野みゆきさん

2020年設計施工。シェアハウスの共有スペースのキッチン部分をリノベーション。住民の留学生だけではなく、地域の方々による子ども食堂などにも活用頂いています。

 

 

今回の改修施設は「教育文化施設」なので、「営利目的不可」「登録団体のみの使用」等の縛りはありますが・・

その縛りでさえも、「教育と文化」に特化して、独自の進化を遂げてくれるのではないか?っと期待しています。

っというのも、今回発表頂くキッチンも「当初想定していなかった独自の進化」を遂げられてるとお聞きしています。

それぞれの施設の活用事例を共有頂いて、皆さんがそのイメージや、やりたい事を膨らませて頂ければと考えています。

【納屋naya hoccorito】

2022年設計施工。空いていた「納屋」をリノベーションした、民間のオーナーさんにより運営されているレンタルスペースです。営利目的の利用も可能なので、様々な教室や店舗を持たないお店としても使用されています。2022年Renovation of the year 「まちのクリエイティブリノベーション賞」受賞。

先日こちらのイベントに出展していた銅版画家の浅野綾花さんの作品を個人的に購入したのですが、なんとその作品がその後クラフトビールのラベルに採用されたそうです。

いろんなプレイヤーや企画が飛び出してきているこれらのスペースは、まちに新しい風を起こし続けています。地域と繋がるキッチン・スペースが今後、どんな進化を遂げて行くのか・・

今からとても楽しみです!