研修旅行記 上海編

研修旅行記 上海編(1月8日~12日)

さて中華人民共和国・上海。

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シェアハウスの研修で何故上海?
『飛行機が上海経由の乗り継ぎで降りてもタダだったから』
『中華料理をしこたま食べたかったから』
無きにしも非ずです

でも一番の目的は決して無視出来ない隣人、『中華人民共和国』
をもう一度体感しておきたかったから

前回のブログだけ読むと中国を嫌いな人が書いたみたい

さて僕は日本人の大多数の様に中国が嫌いかと聞かれますと、そうでない少数派に属すると思います。(H21・中国に対し「親しみを感じない」「どちらかというと感じない」との回答は7 1・4%)

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12年前の長期旅行中にベトナム国境から初めて中国入りした時、多くの日本人と同じ様な中国イメージを抱いてた僕は、『嫌な思いする前にとっとと通り抜けよう』ようと思っていました。

ところが意外にそうでもなかった

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飯はやたらと奢ってくれるし、道を聞いても筆談で親切丁寧
千里を超えて出会った俺達は縁がある、うちへ来い、泊まっていけの大合唱

やたらとタバコを勧められるわ(中国人は親しくなるとタバコを勧める風習があるらしい)、飯は美味いわで通り抜けるどころか一ヶ月以上も滞在し、コッテリ太って帰って参りました

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この経験から僕が得たものは
『やっぱり行って(会って)みないと解らん。』

テレビで過激な事を発言する事で生計を立ててる人達は
『だいたい中国人ときたら・・
なんて解りやすく一括りにしたがりますが、年齢、地域、育った環境によって全く違う。
対日感情にしても日中戦争時に日本軍が入った地域とそうでない地域とでは当然違う。

考えて見れば至極あたり前の事ですが・・
かく言う僕も、中国に行く前には図解で書けるほど『嫌な中国人像』が、知らず知らずのうちに出来上がっていました

実際目の当たりにした中国の人達はブルーハーツの歌じゃないけど『良い奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない。』
他の国と対して変わりゃしませんでした

マナーが宜しいかと聞かれれば、確かに欧米人に比べれば宜しくない人が多い。
でも仲良くなれば、欧米人よりぐっと人と人の距離が近く、アツい人が多い。

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シェアハウスと言えば外国人というイメージが強いらしく、物件交渉では多くの大家さんが「外国人」という言葉に拒否反応を示します。
「欧米人だけならまだしも・・」っといた放送コードすれすれの苦言を国際都市・神戸市職員から拝聴した事もあります

ここでちょっとシェアハウスのデータを・・

近年増加中のシェアハウス。

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外国人の住処の様に捉えられがちですが、実際のところ、日本人が7割。

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その内女性が7割。

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(シェア住居白書より)

20代~30代前半の女性社会人層が、シェアハウスマーケットを牽引しています。
株式会社フロッグハウスとしては、今後シェアハウスを事業として行って行く上で、ニーズに対して真摯に向き合う必要があるので、シェアハウスに無理に外国人を詰め込みたいとは考えていません。

既存住人の性別、生活時間、属性などの相性も考えて、お断りさせて頂く場面もあるかもしれません・・

でも『何人だからダメ』とは絶対に言いたくない

日本人であれ、アメリカ人であれ、他人に迷惑をかける人は注意しますし、聞いて貰えなければしかるべき対処をとります。
その為に事業体としていて存在しているのですし。

究極の安全とは誰とも交わらず、部屋に閉じこもって鍵をかけている事・・っという話を聞いた事があります。でもそこに未来はあるんかいな

常識を超えてしまった入居者は、こちらが事業体として対処します

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なのでこれからシェアハウスに入ろうかと考えている人は、「違い」を楽しむ、ラフな心構えで入居して頂きたいと思います。

「一人暮らしでは味わう事の出来ない経験が、後の力になる。」そんなシェアハウスを作って行きたいと考えています。

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さて、一日減って3泊に及ぶ上海では連日の様に『悪い日本兵』の出てくる番組を目にしました。

ここでも『悪い日本人』のイメージを植え付けようとする人達がいるらしい
12年前来た時よりも、その試みは少しづつ上手く行ってる印象を受けました

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研修旅行最後の夜。
レストランの隣のテーブルで友人と宴会してたおっちゃん、私達のテーブルに新しいビール瓶とメモを置いて笑顔で立ち去りました。

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『日本、友達、あなた達』

『日本人だから刺身が食べたいだろう?』っと勝手に店の魚を手づかみで持ってきて、店の人にメチャメチャ怒られてションボリしてたけど・・

良い人だったのね