旧グッゲンハイム邸でイベントを開催しました。

フロッグハウスも加盟する「一般社団法人 リノベーション協議会」でイベントを開催しました!

リノベーション協議会は、『「壊す」から「活かす」リノベーションを日本の文化へ』をビジョンに掲げる全国最大規模のリノベーション業界団体です。

「関西部会」では、2ヶ月に1回程度の勉強会を行なっていまして、今回は「神戸開催」。

リノベーションの団体なので「駅前の貸し会議室」などではなく、毎回リノベーション再生された建物などを使用して行なっています。

 

今回は神戸市垂水区の洋館「旧グッゲンハイム邸」で開催しました。

旧グッゲンハイム邸は100年以上前にアレクサンダー・ネルソン・ハンセルの設計で建てられたと考えられています。

物件の管理人でもあり、音楽家の森本アリさんの手によって現在はライブや結婚式など幅広く使われています。

集まったのはリノベーションに関わる職種の方々。

設計・施工・不動産・建築資材の卸売・広報など職種は多岐に渡ります。

今回は約30名ほど集まって開催しました。

まず最初のレクチャーは千葉県の市川市からお招きした「つみき設計施工社」の河野さん。

河野さんは「参加型リノベーション」の第一人者と呼んでも差し支えない方で、私自身も大きな影響を受けた1人です。
河野さんとは約15年前の創業期に、「明石の古民家の再生提案を一緒に行なって撃沈した」というほろ苦い思い出を共有しています。
案件自体はうまく行きませんでしたが、私が上京した際や河野さんが関西に来られた際には飲みに行く間柄でした。
そんな河野さんが昨年、リノベーション・オブ・ザイヤー2025に初エントリーしてそのまま総合グランプリに輝きました。
https://www.renovation.or.jp/oftheyear/2025/award.html
#グランプリは最後に発表なので、「絶対河野さんだ」と思って携帯カメラ回していた。

#フロッグハウスは800万円未満の部 最優秀賞

今回はそのグランプリを獲得した「人間は、つくることをやめない」の案件をベースに、つみき設計施工社が築き上げて来た「参加型リノベーション」についてお話し頂きました。

創業時から「参加型じゃないリノベはやらない」と振り切ってるにも関わらず、10年前からは千葉県市川市の事務所から30分圏内に案件を絞ったそうです。

普通は尖った事をやる場合は、対象のエリアは広げる事が大きいと思うのですが・・

逆に狭めて相乗効果が出てるそうです。

(フロッグハウスも宣言した訳ではないけど近年8割以上が明石市・垂水区・須磨区の案件でして、事例と実績でご依頼頂ける事に感謝です。)

今回の施主さんもワークショップ参加の常連だったそうで、当然家づくりに参加した100人以上のワークショップ参加者に知り合いも多数居られたそうで、タイトルには「こんな楽しい事を人がやめるはずはない」という思いも込められてるそうです。

 

 

 

これらのノウハウは書籍化もされていまして、Amazonでも購入出来るので是非ご一読ください。

「ともにつくるDIYワークショップ リノベーション空間と8つのメゾット  河野直 河野桃子 つみき設計施工社著」

楽しいプラスのお話しだけではなく、「ともにつくる」を始めた当初の苦労したポイントや修正点などのお話も色々とお聞き出て良かったです。

質疑応答では実務者ならではの質問も闊達に出ました。

#やっぱり対面で、リアルで聞くのは何物にも代え難い。

#コロナ禍終わって良かった。

 

続きまして、旧グッゲンハイム邸の管理人でもあり、音楽家でもある森本アリさんにも「小さなまちの遊び方」というタイトルでお話し頂きました。

「垂水区・塩屋と言えばこの人!」と呼んでも過言ではない方で、近年は旧グッゲンハイム邸に留まらず塩屋という街そのものに影響が出ています。

塩屋は近年、移住者が増えたり小さなお店が開店したりと注目のエリアなのですが・・

間違いなく、旧グッゲンハイム邸と森本さん、それを取り巻く方々の影響が大きいかと思います。

紹介頂いた事例には塩屋の街そのものを活かした「塩屋歩き回り音楽祭」などは、参加者と表現者の垣根がなくなっていてメチャクチャオモシロかったです。

 

森本さんも、こちらの旧グッゲンハイム邸の再生のお話しを書籍に記しています。

「旧グッゲンハイム邸物語 みないに生きる建築と、小さな街の豊かな暮らし  森本アリ著」

同じくAmazonで買えますが、今回の講演は「空き家の再生ストーリー」というよりは「その後グッゲンハイム邸を中心にしてどうやって遊んでいるか?」という部分の方が多かったです。

#遊びながらまちを変えている。

#音楽祭とか映画祭とか

#聞き入ってしまって、ブログ用の写真を撮り忘れる失態

 

勉強会後は塩屋で立ち飲みなどを営む「トコナッツ」さんのケータリングで、そのままグッゲンハイム邸で懇親会を開催しました。

#どうせなら旧グッゲンハイム邸で飲みたいという欲求

今回は神戸開催だったので、色々と準備・調整にも携わらせて頂いたのですが、懇親会では「今回は2件とも「濃い」発表でしたね〜」と参加者さんからも好意的な感想を多数頂きました!

講師のお二方もお互いの発表を改めて聞いて、インスピレーションを得た様で良かったです。

#「名刺以外に得るものがない」会合ではないです。

#スーツ姿少なめ、女性多め

その後は河野さんの宿泊場所として借りていた「塩屋的住環境の家」も有志で見学会を開催。

こちらは塩屋の一棟貸しスペースで、元々空き家だったスペースがリノベされています。

「移住検討者とかが、ホテルとかではなく街そのものに泊まれるスペースって作れないかな?」っと普段から思っていたので・・見学&宿泊できて良かったです。

 

こちらは塩屋の平家の古民家再生案件で「地域に一つあったらオモシロい!」っと思えるスペースでした。

そのまま有志数名で延長戦で飲ませて頂きましたが、2人で泊まるのは広すぎたのでちょうど良かったです。

#河野さんの手土産の日本酒で乾杯

#使用者は意外に神戸市在住の方とかも多いそうな。

#「まち歩きツアー」のオプションもあるそうです。

#民泊ではなくホテルの営業許可もあるそうです。

 

終電が近い方から順番に帰って行きまして、最終的には2人共寝仏像スタイル。

たくさん飲みました〜

#ちゃんと個室にベッドもあります。

翌日は森本さんのご案内でグッゲンハイム邸の離れや現在建築中の塩屋の別宅も見学させて頂きました。

グッゲンハイム邸の再生までの経緯も追加直接お聞きできて超ラッキー。

#旧グッゲンハイム邸は相続とかではない。

#ご縁がご縁を繋いでまるで導かれるように再生された。

 

2日間?の勉強会は私自身も色々と気付き、学びの多い機会とりました。

#「建築」も「音楽祭」も、参加者と表現者はボーダーレス

#掘り続けているから結果が伴う

#参加者同士の繋がりは副産物と言えど必ず付いて来る。

 

 

今回は加盟者・事業者向けの勉強会でしたが・・

一般社団法人リノベーション協議会 関西支部では、2026年10月10日(土曜日)は神戸市中央区の東遊園地内にあるURBAN PICNICを借りてイベントを企画中です。

こちらは、一般の方も参加出来るイベントを企画して行きたいと思っていますので、興味ある方はスケジュールを開けてお待ちください〜